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バイオクライマティックデザイン小委員会BLOG
日本建築学会 環境工学本委員会 熱環境運営委員会 バイオクライマティックデザイン小委員会 ブログです
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断熱内戸&断熱リフォーム 須永先生邸 オープンハウス
本日は、「東橋本の家」須永先生のリフォームされたご自宅のオープンハウスへ参加させていただきました。今まで、出版作業中にお伺いしていた、「断熱内戸」の実物が見られるということで楽しみに伺いました。

こちらの住宅は、築28年で、宮大工さんが甥っ子のために建てた住宅ということで、和室の雰囲気がもともとよく、筋交いなども骨太につくられていた中古住宅だったということです。

それでは、バイオブログ上オープンハウスです。

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2Fトイレの断熱開き内戸

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2F階段室の断熱引き内戸

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厚み12ミリのボード上断熱材と枠でできています。

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上枠

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下レール

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試作段階も含め、様々な種類の断熱材が使われています。

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2階の和室。床の間がライトに照らされて金色に輝いています。障子の色が異なるのは部分的に断熱材が入っているからです。

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その金色の正体は、断熱材ボードの表面の不燃仕上材です。既存の真壁のちりのぶぶんに納めてあります。内側断熱です。

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キッチンの小窓の内側に、須永先生セルフビルド内窓つきです。

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放射温度計で測ると19.9度、ほぼ室温です。

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内窓を外します。

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放射温度は15.3度。内窓が効いています!

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キッチンの小窓をポリカ板で内窓です。

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跳ね上げたところでマグネットキャッチ。

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こちら熱画像。丸く明かりが入るデザインしたところと断熱のところの違いが分かります。

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引戸タイプの接触部分での温度差が分かります。

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リビングの内戸、引戸タイプと内倒しタイプです。

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サイドにあるワイヤーを引くと段階的に開閉します。

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まさに、内側のライトシェルフにもなります。

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須永先生に、断熱内戸の試作検討中な部分もあり、反りの対策等についても教えていただきました。

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外壁は断熱サイディングで外張り断熱もしています。

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庇の先端には、すだれ用のフックがありました。日射遮蔽対策もバッチリです。

写真はありませんが、太陽光発電や床暖房などの解説もして頂きました。
各居室の内側に断熱ボードを貼り、その上からクロス仕上されています。様々な断熱改修の方法を見て聞いて体験させていただきました。ありがとうございます。



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[2012/03/17 21:46] 視察・見学会 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)
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